プログラムが終わってもコマンドプロンプトを閉じないようにする

上の画像,Visual StudioCUIアプリケーションをデバッグ実行したときのもの.
「続行するには...」の部分はVisual Studioが自動的に追加するもので,
プログラムが終わっても勝手にコマンドプロンプトが閉じないようになっています.

何気にありがたい機能だったのだけど,
Visual Studio 2005(だったか)あたりから,これが自動で付与されなくなりました.
割と困った経験のある方も多いのでは?

これ,WindowsのPAUSEコマンドが呼び出されているだけなので,
mainから抜ける直前に

system("pause");

とでも書けば,同様の機能が実現できます.

また「続行するには...」が出るのが鬱陶しいというのであれば,

system("pause > NUL");

とでもして,出力を捨ててしまえばいいでしょう.

ついでに,リリースビルドで停止機能を消してしまいたいなら,

#ifdef _DEBUG
system("pause");
#endif

など書いておけば問題ないでしょうね.